「んで。 俺にどうしろというんだ。」 「んとね。 お…お勉強を…教えてほしい…とか。 思ってね…-。 それで…なんて…」 「はいはい。 今日の放課後、ウチに来い。 遅刻とか許さねぇから。」 「はーい。 んじゃお菓子持ってくからね♪」 「ほどほどに。」 香南は家に来るときには。 いつも大量のお菓子を持ってくる。 俺の家には俺しかいない。 それなのに持って来られると、どんどんたまっていくんだ。