そう。 私と流の目指す大学は私たちの家から少し遠くて。 どうしても2人で家を出なくてはいけなかった。 そのお金を全て両親に出してもらうのは少し悪い気がして。 バイトで少しずつ貯めてそれを使おうということになったんだ。 「いらっしゃいませ。」 「キャー。 流クン、きたよ。」 「ご注文は何にしますか?」 綺麗なお姉さま完全に無視。