俺は弁当を食って自分の席へ向かう。 そこには女子、女子、女子…-。 「多っ!!」 何人いんだよ…-。 クラスの女子全員いんじゃね? 昼ぐらいゆっくりと食えよ。 空の弁当を持って立ちつくす俺に気付いた1人の女。 「りゅ…流くん!!」 「え!!」 この…-。 バカ女!! もう少しだけ、香南を静かに見ていたかったのにさ。 どうして邪魔すんだよ。 それに俺は香南に気付いてほしかった。