「おーい。 香南さぁん。」 「え!」 目の前には何も手を加えられていない食材たち。 あ…あたし。 一体、何を…! 「ニヤけてた。 すっげーキモチ悪いぐらい。」 「う…!」 失礼な。 確かにニヤけるのはキモチ悪いけどさ。 それをわざわざ口に出す!? 「流。 それ以上言ったらもう帰るよ。」 「はいはい。」 そう言うと再びテレビへ戻って行った。