「はぁ~、香南。 今日の放課後空いてる?」 私が鞄に教科書などを入れていると奈津樹が声をかけてくる。 最近奈津樹はカレシと別れて。 毎日暇らしい。 「だからさ。 あたしは流がいるし。 今日はバイトなの。」 「もう!! 流クン、嫌い。 香南を独占してずるい。」 又始まった。