恋愛マスターの事情



「おい。裕哉。」


「あ?なんだよ。親父」


「お前、鈴城に決まったんだってな。」


「あぁ。」


「じゃぁ、歩きだと無理だろうから・・・」


「あぁ?有田さん送ってくれんだろ?」


「それはない。」


「はぁ?じゃぁどぉやっていくんだよ!?」


有田さんってのは、うちのお手伝いさんの1人。


まぁ送迎係りだ。



俺は、有田さんに送り迎えしてもらうと思ってた・・・


でも親父はそれはないって・・・



まじでどぉすんだよ!?