まるってまなのことかな、 まなの知り合いか? 男の友達なんて、まなにはほとんど居ないはずなんだけど。 今、下に降りても、あの男が見張ってる気がして、 結局まなの病室まで戻ってきた。 まなの微かな嗚咽が、まだ聞こえる。 カチャリ‥‥ 扉を開けて見えたのは、見たことないくらいぐしゃぐしゃに泣いてるまなの顔。 君は、 笑顔をしか知らないのだと、 思ってた。 ごめん、おれ、まなのこと全然分かってなかったんだね。