そういえば弥生、運動全くできなかったよなー… 頭はめちゃくちゃ良いのに。 そんなことをぼんやりと考えていたら、 弥生はやっと息を整えることができたようだった。 そしてひとつ深呼吸した後、コホンと咳ばらいして、 『……えっと…俊ありがと。』 もじもじとそう言う弥生はなんだかいつもの弥生じゃない。 …ていうか… 『…は? …それだけのために戻ってきたのか? てかさっきお前言ってたけど…』 .