『でも悪いし……』



『平気だよ。

それにさっきっから
洋平のお前を呼ぶ声が
うるさいから行ってやって。』





おーい弥生ー、と
子供のように洋平は
弥生を呼び続けている。




弥生は声がする方を見遣った後、
ひとつため息をついて、



『……わかった。ごめん俊、
ありがとね。


……ったく。ホントしょうがない奴……』



ぶつぶつ文句を言いながらも、洋平のもとへ行く弥生の表情は柔らかく穏やかだった。





その後、簡単につまみを作って持っていき
お祝いパーティー?は始まった。






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