「逃がすな」 さっきより低い声の先輩の声が 中庭に響いた。 すると、目の前から4人の男の人。 「な、何ですか…?」 「圭吾を振るんていい度胸だな?」 「かわいーじゃん♪」 男の人4人はだんだん近づいてくる。 どうしよう──。 怖い──。 「ヤっちゃおーぜ」 先輩がそう言ったのが合図に、 男の人は私の肩を掴んで床に座らせた。 「痛っ……」 「マジかわいーね」 1人の金髪の男の人が私のブレザーを脱がした。 「やっ…怖い……っ!」 「大丈夫だって♪優しくするから〜」