「彩って俺が煙草吸ってるとき見つめてくるよね」 「…いいでしょ、別に」 そんな話をしながら、智が住んでいるマンションに着いた。 誰もいないエレベーターの中で熱いキスをされる。 誰かが次の階でエレベーターのボタンを押しているかもしれない。 そう思うとさっきよりも何十倍恥ずかしくなってきて、智の胸板を力いっぱい押して、智と距離をとった。 「もっと…」 腰に腕が回り、ぐいっと引き寄せられた。