目が覚めると、自分の部屋のベッドで寝ていた。 「智…」 起きたとき、隣に智がいない。 彼に出会うまではいつも一人で寝れていたのに。 一人に慣れていたのに…。 勉強しなくなって、いつからか使わなくなった勉強机の上に、二つに折っているメモ用紙が一枚置いてあった。 “彩へ ちゃんと朝ご飯食べてから学校行けよ。 絶対、サボんなよ。 ライブ、楽しみにしてて。 行ってらっしゃい。 智” ちょっぴり薄い、智独特の字。 あたしの考えてた事読まれてる…。