「おかえり」 校門を出ると、壁にもたれて腕を組んでいる智が待ってくれていた。 髪の毛は朝みたいにぺちゃんこじゃなくてきれいにセットされている。 黒いパーカーとジーンズという格好だった。 耳からたまにキラッとピアスが見える。 この角度から見る智はなんか…エロい。 「何?」 「何でもない!早く乗ろ?」 そう言って智の背中を押す。 「えっ、あぁ…」 そんなあたしの様子に驚きながらも、側に停めてある車に向かって歩いた。