クスクスと笑いながらの智の返事を聞いたあたしは、智の脚の間に腰を下ろす。 少し距離を取っていると、後ろから力強く引っ張ってきて、お互いの体を密着させた。 後ろから抱きしめられているから動こうとしても動けない。 「智…」 近い。 肌が密着しているのが、すごくわかる。 「恥ずかしい?」 黙ったまま、頷いて答えた。 「緊張してる?」 言い訳してもムダなくらい、あたしの心臓はドキドキとうるさい。