顔を赤くしてうつむいていると抱きしめてくれていた智の手が怪しく身体の上で動き始めた。 智、本気になったんだ… 「ちょっ、ダメ…。 人見てるかもしれないのに…」 「誰も見てない」 あたしを黙らせるためなのか、抵抗できないようにするためなのか…いきなり唇を塞がれた。 「こんな真っ暗なのに女の子が一人でいるなよ」 そう言い終わった瞬間、首筋をチュッと軽く吸われる。 あたしは吸われたところを手で押さえた。