「あ、私用事あるんだった!ごめん!先帰るね!」 「・・・ぇ・・・?」 「おー、じゃあなー」 「芦屋くん!寿々のこと、よろしくねー?じゃっ!」 そういい残して梓は去った 「んー?なんであんな急いでるんだ?」 「はぁ・・・はぁ・・・かれ・・・し・・・」 「へぇー、まぁアレだけ美人なら彼氏いるだろうね」 そう言ったマサの顔は夕日でよく見えなかったけれど、 声が、すこしさびしそうな・・・・気がした ズキ・・・ 胸が、痛んだ・・・ 「・・・う・・ん・・・」