変わってない。 「いらっしゃいませー」 元気の良い定員さんに案内された窓際の席に座り、メニュー表を取る。 窓ガラス越しに見える空は本当に綺麗で。 もうすぐ海斗に会えると思うと嬉しくて嬉しくて、でも不安で。 どれだけ今日を待ちわびただろう。 どれだけの涙を流しただろう。 ただただ会いたくて会いたくて。