ゆっくり、ゆっくり、でも真っ直ぐ確かにあたしの方へ向かって来ていた。 ね、海斗…。 あたしね、待ってたよ? この4年間、ずっとずっとずっと待ってたよ。 太陽が眩しくて良く見えない…。 海斗…、 海斗っ! 震えて立つことも駆け寄ることも出来なかった。 土を踏む音さえ愛しく感じた。 用意していた言葉なんて全部吹っ飛んで海斗があたしのとこに来てくれるのを待つ。 早く…。 早く来て…。