黒と白−世界の果て−

中は………真っ暗。



かと思いきや、ぽつんと向こうに明かりが……。


よく見ると、明かりは蝋燭で、テーブルに置いてあって、その横には、




「お妃様達、お待ちしておりました。」



年取ったお婆さんが、立っていた。



「婆や〜!びっくりするじゃないの〜!!怖ったわ〜!!」


姫が大声で婆やという人に駆け寄っていく。


確かにびっくりはしたけど、別に怖くはないと思うけど。




「婆や、なぜこんな真っ暗にするの?」


妃が尋ねる。


「重大な占いをしてましてね。」


婆やはそう言って、ケケケと笑う。



何か、魔女、だな…。



「婆や、今日ね、私達――」


「姫様、わかっております。あやつらが現れおった。あの、悪しき者がね。」


婆やは眉をひそめる。