「じゃ、付き合ってもいいのか?」
「うん。記憶が戻るまではな。」
「分かった。」

そうして、梓に俺と付き合ってたと思い込ませ付き合う事にした。

病室に行くと、梓は外を見ていた。
「梓…。」
「…ごめん。誰?」
「えっと…梓が昔、付き合ってた人だよ。ハランです。」
「ハラン…。なんとなく聞いた事がある。」
「それで…俺と住まない?」
「え…?」
「俺と住んだら、ずっと一緒に居られる。だから、住もう?」
「…。うん。でも、ハラン?私…。」
「子供…出来てる。これはハランとのこなの?」
「子供…?」

もしかして…ユファンとの?

「違うの?じゃあ誰との子供?」
「…。それは…。」
「ハランの子供だね!分かったよ!」
「…梓…?」
「私は信じてる。ハラン、住んでいいの?」
「うん。」
「よろしく。」

子供が出来てたなんて…。
はぁ…。
大事だな。