「どうしたの、梓。」
「莉奈…。何でもないよ。」
「ならいいけど。梓が何でもないって言う時って、大抵割と悩んでる時だからさ。心配で。」
「莉奈…ありがとう。でも大丈夫だから。」

はぁ…やっぱりユファンの事しか頭にない。
もうすぐでハランに会えるのに。

「あぁ~梓、ハラン来たよ。後ねぇ、チェジュかな。」
「嘘ッッ‼どこ‼」
「ほら。行ってらっしゃい。」
「ハラ…ッッ///////」
「あーずさッッッッッッッッッッ‼」

、とハランの所に行く前に捕まえられた。
「スチル‼久しぶりだね‼」
「だねぇ~。会いたかったぁ~」
「私も‼あれ⁇ユマは⁇」
「あぁ~ミンスとユングと来るんじゃない⁇」
「ミンスたちと…」
「あ、人生ゲーム持って来たよ‼」
「うん。やろ‼」

でも、ユマが来るまで落ち着かなかった私。
やっとユマ達が来ると軽く自己紹介をして、9人で人生ゲームを始めた。


「あぁ~いきなり借金だよぉ。」
「お前馬鹿だなぁ。」
「はぁ⁇ウザっ‼」
「まぁまぁ、2人共、さっきから言い合いしすぎよ⁇」
「だってユファンが…!」
「ユファンも突っかかり過ぎよ。」
「はぁ~い。」
「まぁまぁ良いんじゃない⁇喧嘩するほど仲が良いって言うじゃない。」

そうフォローするユマ。
何かムカつく。
ユマが言ったらユファンが妙に大人しくなってるし。
私の言う事は聞けなくて、ユマの言う事は聞けるんだね‼
最低‼ユマ尊梓非野郎‼

「ねぇ~梓冷蔵庫なんにもないんだけど。」
「え⁇あぁ…何か買ってくる。」
「今日チゲ鍋が食べたいんだけど‼」
と言ったのはミンス。
「じゃあ、買いに行こう、梓。俺も一緒に行くよ。」
「ハラン…うん!」
「え…⁉」
何だよ…2人で行くのかよ。俺だって…
「じゃあね~」

そんな2人の後ろ姿にヤキモチを妬く、俺だった。

「ユファンヒョン、何怒ってるの⁇」
「別に…」
そう言って、iPodで音楽を聴く事にした。