キミと甘いミルクティ




“失礼します”と彼女が言って、僕の向かいに座った。


そして続けた。


「私達が、付き合って丁度1年だよ。」


「………」


僕は何も言えなかった。

忘れてたから。


キミは、覚えていたんだね。


こんな僕との記念日を。