駅前で立ち止まること30分。 店の中から小さな少女が出てきた。 あ…彼女だ。 僕の心臓がドクンと跳ねる。 髪を抑える彼女。 そんな仕草にも胸は高まっていく。 まただ。 期待……してる。 本当は、キミの気持ちは僕に向いてるんじゃないかって。 「ーーーーーあっ」