僕には彼女がいる。


彼女の香りは甘いミルクティ。



「帰ろ」


「ごめんっ!ムリぃ」



キミは、僕に黙ってたよね。


あの日のために。



「どこか行くの?」


「内緒ぉ~」


嬉しそうに話す彼女。イライラする僕。



キミは気づいないかもしれないけどさ。


僕は嫉妬深いんだよ。