『好き。』~電話で紡ぐ君との恋~




「…ウッ…ッ」
「えッ!?なんで泣いてんの!?抱きしめられるの嫌だったのか!?」

泣いている私に気づいた純君はパッと腕を離した。

「っ、そーじゃ…なくって…っ、うれしすぎて…なんかっ…」

私がそう言って純君を見上げると目があった。
「ッ///」
なぜか純君は真っ赤になってギュッと私をすっぽり包んだ。