……ッ…ック…ヒック…ヒック……ック…
…苦しい…苦しいよぉ…やっぱり…苦しいよぉ…
諦めるなんて…出来ないよぉ…
――――ずっと純君のこと想ってきた。小学校が違っても中学校が違っても…ずっとずっと好きだった。
……でも…でもね?私が純君のことを幼なじみじゃなくて好きな人って考えてても、純君が私のコトただの幼なじみとしか考えてないの知ってるよ?あんま会わないから、もしかしたら幼なじみとも思ってくれてないかもしれないし…
あのね、私は純君と同じ学校に行ってる兄弟から純君がどんな事してるかってことを時々聞くだけでドキドキしてたの。
純君をたまに塾で見かけた時も気づかれないように目で追ってたの。
…ちょっと前までは純君のコト聞けるだけで嬉しくて、見かけるだけでハッピーだったのにね………
なんで抑えきれなかったんだろ?
抑えれてたらこんな苦しい思いしなくてすんだのにね…
