「は~!じゃあ、そろそろ行くかぁ!」 魁の笑いもやっと収まった頃、三弘と遥のところに戻るコトにした。 「そうだね」 魁が立ち上がってあたしも続いて立ち上がる。 そして、飲み物を持とうとした時だった。 魁が先に全部持ってしまったのだ。 「あ、あたしも持つよ」 「これくらい大丈夫だよ」 「でも…」