『これ、どうしたの?』 『兄貴からのご褒美』 『へぇ~。ん?こんなお店あったっけ?』 ケーキの箱にはここら辺では見たことないケーキ屋の名前。 こんなケーキ屋さんあったっけ? 『あ、ここ俺知ってる』 そう言ったのは以外にも須田くんだった。 『この前出来たばかりのお店で姉ちゃんが買ってきてた』 『須田くん、お姉さんいるんだ』 『うん。今、高校2年生』 『結構離れてるね〜」