机は縦に並んでいてそれぞれ飲み物や食べ物が置いてある。
黒板には7組へようこそ!とカラフルに飾ってあった。
「みんなジュース持った?」
「うん!」
「じゃあ魁、7組へようこそ!」
「「「「ようこそー!」」」」
三弘の合図でみんが乾杯する。
あたしもクラスのみんなと乾杯した。
「なぁ、本当に俺来てもよかったのか?」
「ん?いいでしょ別に」
仁井田くんは自分がいることが心配になったのかあたしに耳打ちしてきた。
でも、ちゃっかりジュースも持ってるし乾杯もしていた。
「でもなぁ~…「お!修平じゃん!」
仁井田くんの声を遮って三弘が近寄ってきた。
どうやら三弘も友達らしい。

