「恋愛に縁がないのは、俺と圭悟だけになっちゃったな。」 「……うん。でも、きっとどこかにいるよ。僕たちをちゃんと愛してくれる女の子が。」 卓哉と圭悟はいつしか肩を並べて語り合っている。 「……あの2人、あんなに仲がよかった?」 「いいじゃん。絆が深まるって素敵だよ?」 僕と大翔はそう言って笑っていた。