「奏ちゃん。待った?」 「いいや。僕も今来たとこ。」 あれから僕は佳代とやり直し、仲良く幸せな時間を紡いでいる。 『Cute Boys』とは人気を相変わらず二分しているけど、もういつ追いつかれてもおかしくない。 もっと頑張らなくちゃ。 「ねぇ、佳代。」 「うん、なぁに?」 そのために、決めたことがあるんだ。