「……残念だったね。」 「うん。でもいいんだ。何も失わずにすんだし、約束通り里奈も守れたしね。」 りょうくんは今日はずっと甘えモード。 今は私の膝枕で横になっている。 「そうだ。「Dear...」買ったんだ。流そっか。」 私がそう言うと、りょうくんは手をあげて私の右頬をなでた。 「いいから。」 ……ドキドキする。 「ねぇ、一つお願いがあるんだけど。」 「なぁに?」