俊に嫌われたくない一心で、
自分のいいところしか俊に見せなかったし、
俊の悪い部分を見ようとしていなかった。
いいところしかない人間なんて、この世にいるはずがないのに。
僕は一種の催眠状態だったのかもしれない。
それも自ら望んで、俊の側にいられるならそれでいいと思っていた。
……でもやっぱり、俊にはそんなことは一切伝わっていなかったみたい。
永遠の友情なんて、この世には存在しないから。
……僕は鮮やかに、俊に裏切られてしまう。
もしかしたら、僕が勝手に傷ついただけだと言われて、
俊は何も変わらない様子で、今も僕に接してくるかもしれないけど、
……僕は、心をズタズタにされたことを一生忘れない。
自分のいいところしか俊に見せなかったし、
俊の悪い部分を見ようとしていなかった。
いいところしかない人間なんて、この世にいるはずがないのに。
僕は一種の催眠状態だったのかもしれない。
それも自ら望んで、俊の側にいられるならそれでいいと思っていた。
……でもやっぱり、俊にはそんなことは一切伝わっていなかったみたい。
永遠の友情なんて、この世には存在しないから。
……僕は鮮やかに、俊に裏切られてしまう。
もしかしたら、僕が勝手に傷ついただけだと言われて、
俊は何も変わらない様子で、今も僕に接してくるかもしれないけど、
……僕は、心をズタズタにされたことを一生忘れない。


