「ふぁぁ……」 それから、お風呂に入って、テレビを見たりして、できるだけ遅くまで起きてたんだけど、日を跨ぎそうになったところでダウン。 「……お疲れ様でした。夜食が冷蔵庫に入ってます。よかったら食べてください。里奈」 そう書いた手紙をテーブルの上に置いて、一人じゃ大きすぎるベッドにもぐりこんだ。 ……りょうくん、無理しないでね。 ……寂しいけど、私、頑張るから。 ……そんなことを思いながら、そしてうっすらと残るりょうくんの香りに包まれながら、私はいつしか眠りに落ちていった。