続・アイドルまっしぐら!!



「……もちろんだよ。」




りょうくんを嫌いになるなんてあり得ない。




「……そっか。よかった。僕、安心したよ。」




りょうくんはまたいつもの声の調子に戻った。




「里奈。一人でいることが辛くなったら、実家に帰ってもいいし、光樹に話を聞いてもらってもいい。でもね、もし里奈が僕を待っててくれるなら、あの部屋で僕のことを待っててほしい。」




「……分かった。」




「……きっとやり遂げてみせるから。待っててね。」




「……うん。でも、時々は電話とかしてもいい?」




「……出られないことが多いと思うけど、してきて。出られなかったら必ずかけなおすから。」




「……うん。」




りょうくんが何をするのか、私には分からない。




本当は聞きたい気持ちもある。でも、りょうくんが言わないってことは何かあるんだ。




私は、りょうくんのことを信じてるから。




「……じゃあ、勉強頑張ってね。」



「りょうくんも、頑張って。」




やっぱりこの人が、この世の中で一番好きだと、改めて感じた瞬間だった。