「……よし。大丈夫。いつもの私だ。」 用意をしてから、鏡を見た。 ……ちゃんと笑えてる。きっと、光樹の前でも笑える。 そう思いながら、部屋を出た。 「……え?」 私は外に出るなり、言葉を失った。 ……どうしてここに光樹がいるの? 「……おはよ。」 光樹は小さな声で、でも私の目を真っ直ぐ見つめてそう言った。 「どうして……」 私のその言葉を待たずに、光樹は私の手を引き、歩き出した、 「ちょっと……光樹?」 私は戸惑ってるんだけど、光樹は何も言ってくれない。