「……良介。」 「なぁに?」 「俺、頑張るから。これからも親友でいてね。」 「……もちろん。今度からは、何でも言ってよ。」 「うん。」 僕はそう言う光樹の笑顔を見て笑い、光樹の家をあとにした。 ……不思議と心地よい夜の風が、僕を包んでいた。