「じゃぁ、今度行った時、ポテトを貰うから」
「うん。分かった」
綾海はそんなたわいない会話に、妙な喜びを感じた。
「それにしたって……」
祐樹の言葉に、綾海は浮かれ気分を振り払った。
「お前、色んな部活に入るのは構わないけど、1つに決めたらどうだ?」
「…………」
祐樹の言葉に、綾海は那歩たちとの会話を思い出した。
那歩の誘いに、琴子が「入ります」と言った、あの輝きに満ちた表情が、綾海の脳裏に焼き付いていた。
――私には、あそこまで入りたいとおもう気持ちって、ないのかも。
それは、今まで入ってきた運動部でも同じだった。入りたいと思って入った部活ではなかった。それでも、入部した理由はあった。
運動部なら、祐樹が見に来てくれるから――。
たとえ、それがあけすけに女子目的でも、少なからず自分の方も見てくれているという淡い期待があったからだ。
「うん。分かった」
綾海はそんなたわいない会話に、妙な喜びを感じた。
「それにしたって……」
祐樹の言葉に、綾海は浮かれ気分を振り払った。
「お前、色んな部活に入るのは構わないけど、1つに決めたらどうだ?」
「…………」
祐樹の言葉に、綾海は那歩たちとの会話を思い出した。
那歩の誘いに、琴子が「入ります」と言った、あの輝きに満ちた表情が、綾海の脳裏に焼き付いていた。
――私には、あそこまで入りたいとおもう気持ちって、ないのかも。
それは、今まで入ってきた運動部でも同じだった。入りたいと思って入った部活ではなかった。それでも、入部した理由はあった。
運動部なら、祐樹が見に来てくれるから――。
たとえ、それがあけすけに女子目的でも、少なからず自分の方も見てくれているという淡い期待があったからだ。
