「それはもちろんあります! この菩薩半伽像の頭光の模様とか、横から見ればどんな姿をしているとか」
そう言う琴子に、綾海は「頭光って何?」っと那歩に聞いた。
那歩はのりだした身を戻し、自分の肩越しに綾海に、「頭の後ろにある丸いアレよ」と、身振り手振りを付け加え答えた。
再び、身を乗り出して琴子に言った。
「なら、旅行部に入りましょ」
「旅行部?」
「そう。入って、各地にある仏像を見に行きましょ。写真じゃない本物の仏像を」
それを聞いて、琴子は胸が熱くなるのを感じた。
「もちろん、好きな絵を描いて貰っても構わないわ」
目を輝かせて、琴子は那歩に言った。
「入ります! 実物を見れて、絵も描けるんだったら申し分ないです!」
琴子にとって旅行部は自分にぴったりの部であることは、2人の会話を聞いていた綾海にとって明白だった。
綾海自身、旅行部に興味がないわけではないが、琴子のように部に入る明白な理由が見つからないのだ。
そう言う琴子に、綾海は「頭光って何?」っと那歩に聞いた。
那歩はのりだした身を戻し、自分の肩越しに綾海に、「頭の後ろにある丸いアレよ」と、身振り手振りを付け加え答えた。
再び、身を乗り出して琴子に言った。
「なら、旅行部に入りましょ」
「旅行部?」
「そう。入って、各地にある仏像を見に行きましょ。写真じゃない本物の仏像を」
それを聞いて、琴子は胸が熱くなるのを感じた。
「もちろん、好きな絵を描いて貰っても構わないわ」
目を輝かせて、琴子は那歩に言った。
「入ります! 実物を見れて、絵も描けるんだったら申し分ないです!」
琴子にとって旅行部は自分にぴったりの部であることは、2人の会話を聞いていた綾海にとって明白だった。
綾海自身、旅行部に興味がないわけではないが、琴子のように部に入る明白な理由が見つからないのだ。
