赤い狼 弐







すると、稚春は俺への警戒を止め、俺の手を握ってきた。







何故かそれだけの事やのに嬉しくなって思いっきり稚春と握手した手をブンブンッと振ってしもうた。






「いや、あの…痛いんですけど。」




「あぁ。すまん、すまん。つい…。」








あかんな。



嬉し過ぎて顔が緩んでまうわ。




しかも、力加減も上手く出来ん。