赤い狼 弐







スヤスヤと眠る雷太達を見て、少し微笑む。



いつものメンチきってる怖い不良達は幻じゃぁ無いだろうか…。



不良達の可愛ぃ寝顔を見てふと、そう思った。





…本当、この人達を恐れて見ている人達にこの寝顔を見せてやりたい。



見せた次の瞬間から、恐れられる事は無いだろう。




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…そんな事を思いながら片付けをした為、直ぐに荒れ果てていた部屋は元の姿に戻った。


いや、むしろ綺麗になってるかもしれない。






と思っていたら…





――プルルルル、プルルルル…――





電話の音が静かな空間に鳴り響いた。