赤い狼 弐








「んん~~…」




突然の声にビクッと肩を震わせる。




声のした方を見ると、寒い為か、体を丸めて眉を真ん中に寄せて寝ている雷太の姿があった。





…寒そう。





ふと、思い出して一階の奥の部屋に足音をなるべく発てないように移動する。





――ガチャッ――





「あ、やっぱり。此所にあった。」




奥の部屋のドアを開けると広い部屋に毛布が沢山置かれていた。




前に一応《SINE》の中、探検しといて良かった。



やっぱり、探索は必要だよねぇー。




「んしょっと。重っ!」




掛け布団を同時に4枚ぐらい両手で持ち上げる…が…






案外、重たかったので結局、2枚ずつ持っていった。







そして、一人一人に毛布を掛ける。