「因みに、銀達も知ってたよ。」
ほら。と棗が指を指した方を見ると
「俺、笑うかと思っちゃったぁ~。いつ噴き出してもおかしく無かったよ~?俺~。」
「あー、傑作。隼人が告るとか無いから。貴重だな、貴重。」
「俺の稚春がぁー…。稚春ー。」
テーブルクロスがひかれたテーブルの中から銀達三人がケタケタと笑いながら、ニヤニヤと笑いながら、泣きそうになりながら…わらわらと出てきた。
…正に、開いた口が塞がらないとはこの事。
「…あり得ない…。」
目の前の薄情な男達にボソッと呟くが
「まぁ、これで稚春は晴れて《SINE》の姫になったわけだ。」
「これでやっと守る理由が出来たな。」
「最近、稚春を狙ってる奴も多いみたいだしねぇ~。」
「俺の稚春がぁ~。」
「連、お前のじゃねぇ。俺のだ。」
聞いちゃいない…。
塚、気付かないフリしてる…?

