赤い狼 弐







…その箱に入っていたのは…





「わぁ…っ。綺麗…。」





雫の形をした小さいダイヤが一定の間隔で入っているシルバーリングだった。





「だろ?」




隼人が、私の反応を見て嬉しそうに笑った。







「あれって…」



「あのリングか…?」



「マジ?」



「俺、初めて見た…。」



ゴクッと唾を呑んで私達の様子を見ている雷太達に気付かずに、私は隼人のくれたシルバーリングをジーと見つめる。






「…え。でも、これって高いんじゃ…「いや、それは買ったやつじゃねぇ。」」



「…へ?」




じゃぁ、どうやって手に入れたの?





まさか…




「万引「んな訳ねぇだろ。」」



あれ。




「違うの?」




明らかに私に呆れている様子の隼人を見て少しイラッとする。