…その箱に入っていたのは…
「わぁ…っ。綺麗…。」
雫の形をした小さいダイヤが一定の間隔で入っているシルバーリングだった。
「だろ?」
隼人が、私の反応を見て嬉しそうに笑った。
「あれって…」
「あのリングか…?」
「マジ?」
「俺、初めて見た…。」
ゴクッと唾を呑んで私達の様子を見ている雷太達に気付かずに、私は隼人のくれたシルバーリングをジーと見つめる。
「…え。でも、これって高いんじゃ…「いや、それは買ったやつじゃねぇ。」」
「…へ?」
じゃぁ、どうやって手に入れたの?
まさか…
「万引「んな訳ねぇだろ。」」
あれ。
「違うの?」
明らかに私に呆れている様子の隼人を見て少しイラッとする。

