赤い狼 弐








それは、雷太とその友達とテーブルの上に置かれている美味しそうなご馳走や色々な飲み物を楽しく話しながら食べている時だった。






「おい。」




心地ぃぃ低い声が私の耳に響く。




「「「隼人さんっ!こんにちはっ!」」」




隼人逹に気付いた雷太達が一斉に頭を下げる。




「何?隼人。」



「お前に渡してぇもんがある。」




…渡したい物?




「それって大事な物?」



「あぁ。大事なもんだ。」




隼人はフワッと優しく笑って私の頭を撫で、白のリボンが付いた小さな箱を私に差し出す。




「…私に…?」



「あぁ。」



「開けてもぃぃ?」



「あぁ。」




隼人の返事を聞いて、白のリボンを解いて箱を開ける。