「またそんな事言ってっし…。

今日は稚春ちゃんの誕生日だぞ?今日ぐらい仕事中断したら?」



「…銀達がちゃんと自分の仕事をしてくれればぃぃ話なんだけどね。」




誰のせいで俺の仕事が増えてパソコンから離れられねぇと思ってるんだ。



明らかに、仕事をちゃんとしてねぇお前等のせいじゃねぇか。


「…それとこれとは関係「ねぇ訳ねぇだろ。」」



「…。」



「…。」



「な、なんか…棗、怒ってる…?」



奏が少し申し訳なさそうに俺の顔を覗き込んでくる。




…別に怒ってねぇし。




「はぁ…。分かった。もう少しやってから下に降りる。

それまでお前等、下の奴等と準備しとけ。」



「マジで!?」



「あぁ。行くっつってんだろ。お前等、散れ。」



「おう!じゃぁ、待ってるからな!」






…結局、こうなるんだよな…。



俺って本当…




可哀想。