赤い狼 弐









――ガラッガガガガガ…――






重い扉を開き、中を見ると…







「あれ?」









いつもの賑やかしさは無く、カラフルな頭も見当たらない、暗い空間だけが広がっていた。






「隼人、皆は何処に… ――パンッ、パンッ、パパンッ―― 「「「「おめでとうごさいます!」」」」





…え。






突然の出来事にビックリして、声も出ない。




だって、突然電気が点いたかと思ったら私の目の前でクラッカーを持って棗や、銀、奏、連、それに雷太までがニコニコと笑いながら私を見ていたから。