すると、雷太はハッとなって
「や、あの…稚春さん、その服どうしたんスか?」
と頬を少し赤らめながら聞いてきた。
雷太の頬、何で赤くなってるんだろう。と思いながら
「ちょっと…銀にこれ着ろって言われちゃってね…。最初、嫌だって言ったんだけど、
「それなら俺等が無理やり着させるぞ」
って言うから仕方なく…ね…。」
と少し困った表情を見せた。
「…。」
マジかよ…。
とでも言いたげな雷太の表情を見て、少し笑みが漏れる。
「で、着替えから戻ってきたら二人が居なかったから探してたら、二人に今度は最初に着てきた服を盗られちゃって…。」
あーぁ。とため息をつきながらブツブツと二人の文句を言っていると、雷太が
「え、えぇ!?」
と目を見開きながら、大きく叫んだ。

