赤い狼 弐








"どっちから着ようか。"


とかいう事を悩んでいるんではなく、単純に、


"どっちも着なければならないのか。"


という悩みで頭を抱える。





うーん…。





と数分悩んだ結果、


どっちも結局は着なくちゃいけないんだ。


という答えに辿り着いた稚春は色的に目立つミニスカメイド服の方を最初に着ることにした。







――数分後――







…似合ってない。






鏡に映る自分を見て、自嘲気味に笑った。






塚…





靴とか靴下とか頭に付ける意味分かんないフリフリとかマジで何処で買ってくんのよ。




っていうか…




私、これも着なくちゃいけないの?




一瞬、面倒くさ。



と思ってこのまま出ていこうとしたけど、あの二人の事だから


全部残らず着てこい。


とか言うんだろうな。と思い、渋々全部身に付けた。