赤い狼 弐







「あー!銀、面白そうな事してるー!俺も混ぜてー!!


っていうか、稚春に着させてどっちが似合うか決めればぃぃんじゃん!」




そして、何故か奏も銀の仲間になってしまったようで。





ヤ、ヤバい…。



このままじゃ強制的に着せられる…。




自分に危険が迫っている事を感じて確か一緒に来た筈の連に助けを求めようと入口付近を見る。






でも、そこには誰も居なかった。




あれ?


と思っていると、



「連ならさっき雷太に呼ばれて下に行っちゃったよ~。」



と私の視線に気付いた奏が呑気に語尾を延ばして言った。






…うっそーんっ。





マジ、私ピンチなんですけどーーーー!





そう心の中で叫んでみるけど、心の中なので誰にも届く筈がなく。